前代未聞の決定にもチームは存外に冷静。オフ明けの二部練習は、テーマも明確にこなされた。「今回の決定は奈良クラブにとっては不運で、我々にとっては少し幸運な部分もある」(ランゲラック)【6/12練習場レポート】
3連休の間に天皇杯のPK戦やり直しという前代未聞の“アクシデント”が起きたチームだったが、オフ明けの選手たちは落ち着いたものだった。思えばオフ前に大森征之スポーツダイレクターが選手たちに伝えたのはこれだったかと思うわけだが、それにしてもあれは物々しい雰囲気だった。大会の勝敗、相手チームの心情、そして自分たちのやり切れない思い。チームの心中を察すればそれは確かに余りあるものがある。
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