赤鯱新報

佐藤寿人「延期という判断はすごく良いもの」ランゲラック「同じ考えを共有して、前に進んでいきたい」中谷進之介「これからの課題は守備になった時の守備の意識」【7/9練習後の選手コメント】


○佐藤寿人選手
「僕の広島の自宅は大丈夫でした。写真も撮って送ってもらいましたが、特別に被害はなかったです。広島県の東部と南部がすごく被害を受けているので、……まあ、本当に、まだ行方不明者も多いですし、サッカーどころじゃないと思います。選手は昨日も連絡を取ったんですが、練習場の方は被害が大きくないらしいので、普段通りにやれているとは言っていました。しかし地元の人たちが大変な目に遭っているということではなかなか難しいということでもありましたが。

こういうものはあってほしくはないですが、延期という判断はすごく良いものだったと思います。自分たちはここからはリーグ再開に向けて、広島もそうしていくでしょう。天皇杯についてはまた代わりの日程が決まったところで連戦にはなってくるしょうし、いずれにせよ再開後すぐは連戦ですから、最初にやるか途中でやるか違いだけです。とにかく自分たちは自分たちで気持ちを切り替えて、リーグ再開の浦和戦に向けた準備をするだけですね。

サンフレッチェと戦うというのは僕にとっては複雑な思いでしかないですし、エディオンスタジアムでやるというのはリーグ、カップに関わらず、この天皇杯でも家族は『楽しみ』と言ってくれますが、僕にとってはそういう感覚はありません。そういう気持ちを抜きにして勝たなければいけないものです。複雑ですが、元気な姿を見せたいスタジアムではあるので、自分も良い状態を見せていかないといけないと思います」

(残り 1389文字/全文: 2005文字)

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