赤鯱新報

【浦和vs名古屋】プレビュー:リーグ再開初戦は底力を見せるべき戦いに。逆転残留への第一歩は、勝利から踏み出したい。

■明治安田生命J1リーグ第16節
7月18日(水)浦和vs名古屋(19:30KICK OFF/埼玉)
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練習の成果を見せたい、とほとんどの選手が言う。「1か月半もの時間を与えられたのだから」とジョーが言うように、まるで開幕前のような身体の鍛え方をしてきたのが現在の名古屋なのだから、その気持ちもよくわかる。あるいはそれはこの間でJクラブとのテストマッチが岐阜ぐらいしかなかったからかもしれない。先だって学生を相手に行われたとみられる非公開での練習試合でも、「ほぼほぼウチが攻めていた」(丸山祐市)というのだから、彼らの中にはまだ自分たちがどれだけ変わったのか、改善できているのかがつかみきれていないところもあるのだろう。だから試合2日前の非公開練習の様子を「楽しそうにしてましたよ、みんな」と笑顔で語った櫛引一紀の言葉は、少なくとも彼らが気負っていないことを感じさせてくれたぶんだけ好印象だった。これから名古屋が挑むのは、ぶっちぎりの最下位からのJ1残留争いである。ただでさえ厳しい戦いなのだから、せめて気負わずすべての力を発揮できる状態は、保っていたい。

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