赤鯱新報

【浦和vs名古屋】レビュー:セットプレー3発の“失敗”よりも目立った彼我の差。危機的状況は未だ続く。

■明治安田生命J1リーグ第16節
7月18日(水)浦和 3-1 名古屋(19:33KICK OFF/埼玉/21,250人)
得点者:40’遠藤航(浦和)45’+1 ガブリエルシャビエル(名古屋)70’槙野智章(浦和)78’遠藤航(浦和)
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未勝利の連続記録が14試合に伸びた。連敗は3に伸び、勝点は9のまま。順位表で直上に位置する鳥栖にも勝点5差をつけられている。リーグ再開からの巻き返しは今節からはならず、厳しさはさらに増した。まずはこうした立ち位置をしっかり認識した後に語り始めなければ、本質を見失う気がする。選手の誰もが敗戦の悔しさをにじませつつも、「前半戦よりも良くなっている」とある種の手応えを口にすることに異論はない。チームは多少なりとも前進していることはそれでも見えたからだ。だが、貴重な勝点を手にする機会はこれでまた一つ失われた。あまり悠長に構えてもいられない状況だということは、きっちり認識しておく必要がある。

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