【赤鯱短信】国際Aマッチデーにちなんで。ネットにブラジル代表について聞いてみた。
国際Aマッチウィークである。日本代表はパナマ代表に3-0で勝ち、川又堅碁の泥臭いゴールも見られて何だか嬉しい気持ちになっている。和泉竜司も「オウンゴールでしたけど堅碁くんらしいゴールでしたね」と笑顔で見せたが、あの目力で捻じ込んだような得点は今の名古屋に欲しい執念深さだった。新しい日本代表のフレッシュさは、溌溂としていて見ていて気持ちが良い。
代表チームへの思い。それを考えた時、やはり世界で一番憧れと尊敬の念を集めるのは、ブラジル代表ではないかと思う。日本でも古くから“カナリア軍団”などと称され、あの黄色いユニフォームの人気とかっこよさは今なお我々の心をつかんで離さない。かの本田圭佑はブラジル代表を「攻撃はすごいけど、オレは守備がすごいんだと思う。だから攻められる」とか、U-20代表でブラジルと対戦した経験を「FWみんなマルケス。MFみんなクライトン。勝てるわけない」と言っていた。今夏のジョーの活躍ぶりを見るに、確かにそれは頷ける。
だからブラジルで言う“セレソン”についてのブラジル人の思いを聞いてみたいと思い、今回はエドゥアルド ネットに話を聞くことにした。単刀直入に「ブラジル代表は自分にとってどんな存在?」と聞くと「特別なもので、もちろんみんなが目指すものだけど、それ以外の気持ちは特にない」と淡泊だったが、そこは天下のブラジル代表である。「では、いつ頃の代表が好きだった?」と聞くと、やはりお気に入りのチームはあったのだった。
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