赤鯱新報

【名古屋vs札幌】プレビュー:再現性を高めていくチーム。指揮官の期待は、札幌へのリベンジへと結実するか。

■明治安田生命J1リーグ第17節
10月28日(日)名古屋vs札幌(15:00KICK OFF/パロ瑞穂)
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ここから名古屋は一歩ずつ“現実”に近づいていくことになる。現在のリーグ順位表はあくまで暫定であり、名古屋は他チームに比べ消化が2試合少ない状態での14位、勝点34という成績を示している。仮に、という計算は無意味だと理解した上で2試合分の勝点6を今の名古屋に加算すると、順位は10位にまで跳ね上がる。これをアドバンテージのように感じるも感じないも人それぞれだが、現状で降格圏を脱していることは延期分の試合を戦う上では心情としていくぶん気楽かもしれない。「他のチームを同じ試合数だと思ってやっていかないと」という和泉竜司の言葉は一戦必勝のチーム気質を直に表すものであると同時に、下手な皮算用をしなくても良い状況で戦えていることも感じられた。余裕はないが、慢心もない。前節の勝利はそういった意味でも名古屋にとって大きかったのだとつくづく思う。

(残り 2021文字/全文: 2450文字)

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