赤鯱新報

【広島vs名古屋】レビュー:敵地でリードを守り抜いた、攻めのチームの成長の跡。闘いはいよいよ最終局面へ。

■明治安田生命J1リーグ第33節
11月24日(土)広島 1-2 名古屋(14:03KICK OFF/Eスタ/21,997人
得点者:36’柏好文(広島)39’ジョー(名古屋)44’小林裕紀(名古屋)
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残留への本気度、というのも変だが、しかし間違いなく名古屋の本気度が伝わる敵地での勝利であった。先制を許し、そこから逆転するところまでは珍しくない展開だが、その後のチームがとった行動は間違いなくレアケースだ。「もう1点をというよりは、行って自分のスペースを空ける方が嫌でした」。後半は正真正銘のDFとして自陣ゴール前に張り付くことになった和泉竜司の言葉が端的に、そしてすべてを物語る。名古屋は正念場の一戦を、自らの意志で守り勝ったのである。

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