【2018シーズン全選手レビュー】エドゥアルド ネット:“名古屋のネット”はいまだ100%に非ず。それだけに見せたボランチとしてのクオリティ。
15 MF エドゥアルド ネット
リーグ戦15試合1279出場
求めていた“扇の要”は、同時に諸刃の剣にもなった。ボールを保持し、試合の主導権を握って戦うことを望むチームにとって、いわゆるゲームメイカーと呼ばれる人種は必要不可欠になってくる。ボランチを務める選手たちは多かれ少なかれその素養を持っているものだが、特に風間八宏監督の率いる集団にはボール回しを強力な攻撃に変える高質の指揮官がいてほしい。機動力に優れ、ボールの中継地になれる選手はいた名古屋は、そういった点でエドゥアルド ネットを欲していた。川崎で風間監督の指導を受け、「自分のサッカー人生において風間さんの教えは大きかった」とまで心酔する、スタイルの理解者である。それだけに味方からは頼られることが多く、それだけに相手の標的になることも多かった。
(残り 1709文字/全文: 2058文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ