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赤鯱新報

【レジェンドインタビュー】楢崎正剛(3)「日本代表は楽しみでしかなかった。休みなんて、いらなかった」

楢崎正剛が引退を表明し、会見をもって現役生活にピリオドを打ってから2週間以上が経とうとしている。彼が愛した名古屋グランパスは新体制で始動し、現在は恒例となったタイでの一次キャンプでさらなるレベルアップを図る日々。そのチームが旅立つ直前に、楢崎正剛“さん”に会いに行った。久々に見た楢崎はすっかり日焼けが落ち着いた顔に穏やかな笑顔をたたえ、こちらの質問に一つひとつ丁寧に、時に冗談めかして答えてくれた。その姿は現役時代と何ら変わらぬ、独特の雰囲気をまとっていた。

引退を発表してからすぐ、インタビューは申し込んでいたのだが、いざ何を聞こうかと思うとうまく思いつかない。なぜ引退したのかは会見でしっかり答えていたし、今後についてを聞いても言えることと言えないことがある。だから結局、思いつくままに聞きたいことを聞くことにした。正直、雑談に近すぎてインタビュー記事としての質があるかどうか不安なのだが、そこはもう“ナラさん”の空気感に委ねてしまおうと思う。ピクシーのように、「ナラに任せておけばいい」とばかりに。選手生活を終えた楢崎が思っていること、思い出せること。それをそのまま、読者の皆様にお伝えしようと思う。

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Q:そういえばフリューゲルスから名古屋に来る時に、他の選択肢はあったのでしょうか。
「あった。それはあった。名古屋を入れて4チームくらいだったかな。その中から名古屋を選んだ。条件はどこも同じだったんですよ。その中でどこに行くか。元々強いチームよりも、優勝したことのないチームで優勝がしたいなと思って、名古屋はそれなりに選手もいたし、その気持ちに一番近いチームだった。というのはあったんですよ。まあイニエスタみたいな選手がいたら、そのチームに行ってたかもしれないけど(笑)。その意味では名古屋にはストイコビッチがいたからね。グランパスもベンゲル監督になって印象が良くなって、そういう流れがあったこともある。他の候補チームはまだまだそんな感じではなかったこともある」

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