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赤鯱新報

【レジェンドインタビュー】楢崎正剛(4)「ホンマは近所の子らを公園で教えるぐらいでいい(笑)」

楢崎正剛が引退を表明し、会見をもって現役生活にピリオドを打ってから2週間以上が経とうとしている。彼が愛した名古屋グランパスは新体制で始動し、現在は恒例となったタイでの一次キャンプでさらなるレベルアップを図る日々。そのチームが旅立つ直前に、楢崎正剛“さん”に会いに行った。久々に見た楢崎はすっかり日焼けが落ち着いた顔に穏やかな笑顔をたたえ、こちらの質問に一つひとつ丁寧に、時に冗談めかして答えてくれた。その姿は現役時代と何ら変わらぬ、独特の雰囲気をまとっていた。

引退を発表してからすぐ、インタビューは申し込んでいたのだが、いざ何を聞こうかと思うとうまく思いつかない。なぜ引退したのかは会見でしっかり答えていたし、今後についてを聞いても言えることと言えないことがある。だから結局、思いつくままに聞きたいことを聞くことにした。正直、雑談に近すぎてインタビュー記事としての質があるかどうか不安なのだが、そこはもう“ナラさん”の空気感に委ねてしまおうと思う。ピクシーのように、「ナラに任せておけばいい」とばかりに。選手生活を終えた楢崎が思っていること、思い出せること。それをそのまま、読者の皆様にお伝えしようと思う。

(3)はこちら

Q:GKは我慢と忍耐のポジションだと思います。だから吠えまくったりもするのかなと思うのですが、楢崎さんはそれをあまりしませんでした。
「そんなことないよ、昔はよく人のせいにしていたよ」

Q:でも、基本的には失点の責任は自分と考える人です。それは苦しかったのでは?
「苦しくはないでしょう。それは至って普通です、キーパーやってれば。まあ人のせいにできるくらいの図太さがあれば、もっと楽なのにな、と思う時もあったけどね」

Q:それはそうでしょう(笑)。
「そうだけど(笑)、それでは伸びないでしょう」

Q:自分の中に感情を処理するプロセスがあるわけですか?
「まあ、まずは自分が止められていればって思うけど。でもわかる人はわかるから。オレが止めるのは難しい状況だったとか。もっと原因は別のところにあるとか、そう思ってやっていただけです。自分の責任逃れじゃないけど、そうやってやっていかないと。若い頃はそうではなかった。ずっと落ち込んでいたよ」

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