赤鯱新報

【赤鯱短信】自信に裏打ちされた揺るがぬ心。前田直輝は自然体を貫く。

いよいよ開幕週である。34分の1とはいえ、やはり最初と最後は締めておきたいというのが人情というもの。残り4日間のトレーニングで現状のベストを追求し、良い試合、良い結果からシーズンを始めることに越したことはない。土曜日の練習試合は選手の言葉を聞いていても勝ったうえで様々な糧を手にしたものにできたようなので、あとはひたすら自分たちを上げていくだけ。築き上げてきた今季の“名古屋らしさ”と対戦相手との闘いは、もう間もなく始まる。

2年目というのは勝負の年である。特に前シーズンが良ければ良かったほど、2年目のプレー、活躍を見る目のハードルは上がる。名古屋で言えばやはり夏の移籍で加入した面々は、その貢献度からしてもやはり“できて当然”のボーダーラインが高くなる。キャプテンとなった丸山祐市はその最たるものだろうが、前田直輝もまたそういった評価を受ける選手の一人だろう。

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