赤鯱新報

【名古屋vs神戸】プレビュー:名古屋のルヴァンに“ターンオーバー”はなし。趣の異なる面々が見せる、勝利へのアプローチに期待。

■YBCルヴァンカップ 第1節
3月6日(水)名古屋vs神戸(19:00KICK OFF/パロ瑞穂)
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ターンオーバーという言葉は使わないが、総力戦の一環であることに違いはない。主力とサブ、という二元論には持ち込まない風間八宏監督は常にチームを一つのグループあるいは生き物として扱う。「その時で一番良い選手たちが出る。そのスピードの中、正確性の中でみんながやっていけるかどうか。そういった選手がどれだけ増えて、そのまま1年間を戦えるか」と言う永遠のテーマを追い求める作業は過去2年間に比べても手応えを感じているようで、年齢とキャリアに関係ない良質の競争に「もっと試合数があってもいい」と笑顔になるほど。主力の温存ではなく、リーグ戦メンバー18人の枠に惜しくも入らなかった“主力”のアピールの場といった風情で、今季のルヴァンカップは位置付けられるようだ。

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