赤鯱新報

【名古屋vs神戸】レビュー:課題多きカップ戦のスタート。だが、そこには進歩の鍵もまた多かった。

■YBCルヴァンカップ 第1節
3月6日(水)名古屋 2-2 神戸(19:03KICK OFF/パロ瑞穂/13,570人)
得点者:57’ウェリントン(神戸)80’相馬勇紀(名古屋)90+1’相馬勇紀(名古屋)90+5’ウェリントン(神戸)
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結果、そして経過からすれば、勝ちきれなかった試合ということにはなるのだろう。先制こそ許したが、終盤に逆転し、アディショナルタイム5分に追いつかれた。2本のPKを沈め勝点獲得に貢献した相馬勇紀は「でも、自分がボールをキープできなかったところが失点につながった。自分のせいで引き分けた」と視線を落としたが、新人に、ましてや一時は逆転につながる2得点を挙げた選手に勝点2減の責任を押し付けるわけにもいかない。負けなかったことは収穫でもあり、イニエスタとビジャはいなくとも、神戸とのマッチアップの大枠はつかめた。そういった視点で見れば、内容面に見るべきところは多かった。

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