「残留請負人」前讃岐監督・北野誠が語るJ2監督論。魔境を生き抜く極意とは?(J論)

赤鯱新報

【赤鯱短信】横浜FM戦で最高潮に達する、相馬勇紀とサイドバックの幸福な関係。

貪欲、という言葉では足りないほどに貪欲である。相馬勇紀はいつでも何かを吸収し、自らの血肉に変えて前に進もうと眼をギラつかせている。水曜日、ついに本格化したサイドバック起用にもまるで気後れなどなく、「DFをやってみてやっぱり前がやりたくなったのでは?」と問うてもこちらの想定した答えを軽く飛び越えてくる。「いや、もうどこでもやれるようになりたいです」。さすが「結果を残すのが自分の特徴」と言いきる男である。スケールがとにかく大きい。

しかし今はひとまずサイドバックの話をする。左足首の状態が万全とは言えない吉田豊のバックアップとして、あるいは攻撃に厚みを加えたい時のオプションとして、風間八宏監督が相馬をサイドバックもできるようにしているのは間違いないからだ。可能性の塊である相馬の器を広げる意味合いも、そこにはもちろんあるだろう。ただし重要なのはその意図や思惑を汲み取ることのできる高い感性を、その選手が持っているかどうか。相馬はといえば、もちろん答えはイエスである。

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