赤鯱新報

大雨が呼んだ厳しく興味深い一部練習。「自分たちの距離やスピードの中で攻めて、取られてからの守備を狭く速い中でどれだけできるのか。そこを求められている」(和泉竜司)【4/17練習レポート】

アップをする頃には雨はかなり強くなっていた。選手たちも顔をしかめながら身体をほぐしていく。


「雨、もつかな?」。パラつく雨に風間八宏監督がそう呟いて練習開始の時を待った午前練習は、期待を裏切って大雨の中でのものとなった。今日は一部の選手が午後もトレーニングを行なう予定だったのだが、あまりに強い雨と気温の低下により急遽練習の中で午前のみに変更となり、練習メニューも大きく変わった。変化には慣れているチームだけに何も動じることなく練習は推し進められたが、結果として選手たちにはなかなかに負荷の大きなものにもなった。それが興味深く、かつ厳しいトレーニングの呼び水になったのだからサッカーはわからない。

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