赤鯱新報

【名古屋vs広島】レビュー:常に鮮やかに、時に強かに。名古屋の勝ち方に、“ウノゼロ”が加わった意味ある一戦。

■明治安田生命J1リーグ第9節
4月28日(日)名古屋 1-0 広島(15:03KICK OFF/豊田ス/40,000人)
得点者:37’前田直輝(名古屋)
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逃げきった試合でもあり、勝ちきった試合でもある。常に次の得点を求めて90分間を戦い、広島との上位直接対決を制したことの価値も大きく、これで順位は暫定の4位から確定の2位へと上昇した。まだ順位どうこうを考えるには早すぎるが、9試合を終えての2位という数字は偶然には生まれないものだ。圧倒的な攻撃力を誇示することで勝利を得てきたチームはここ2試合連続で1-0の僅差をものにしている。無失点での1点差勝利は他の1点差スコアに比べてもやはり手応えは大きいはず。自らのスタイルを貫いた結果が堅実な結果だったのだから、なおさらに名古屋の地力を見た感も強くなる。

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