赤鯱新報

【名古屋vs浦和】レビュー:名古屋らしさの粋が詰まった完勝劇。新たな武器も手にしつつ、彼らは強者への道を突き進む。

■明治安田生命J1リーグ第11節
5月12日(日)名古屋 2-0 浦和(15:03KICK OFF/豊田ス/30,839人)
得点者:17’マテウス(名古屋)41’ジョー(名古屋)
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誰の目にも明らかな完勝だった。同じ豊田スタジアムで見た札幌戦もまたそう呼ぶに相応しい試合だったが、相手がアジア王者と考えればその価値もまた違ったものになってくる。ちなみにとある浦和の関係者と話をした時の感想が、この上ない称賛の言葉だったので紹介しておく。「まるでACLみたいでした」。アジア王者にここまで言わせたのだから只事ではない。それだけのクオリティを名古屋は、浦和に対して示したのである。

ミッドウィークにタイでのアウェイ戦に臨んでいた浦和が体力的に万全ではなかったことを差し引いても、この日の名古屋の出来は出色と言えた。

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