赤鯱新報

【赤鯱短信】技術も足の速さもまだまだ伸びる33歳。千葉和彦は黙々と、そして着々と準備を進める。

チームで一番上手くて、一番走れる選手。これが風間八宏監督にとっての“ベテラン”の定義であることは就任1年目に明確にされていたことだった。年齢と、それに伴う経験量。それだけでは足りないのである。そうでなければダメというわけでもないのだろうが、少なくとも監督にベテランと呼んでもらうためには技術と体力、走力と個人戦術が欠かせない。現在のチーム最年長は今月で34歳になる千葉和彦だが、彼は“ベテラン”かと問われればそう呼んで差し支えないと思う。米本拓司の方が走れるし、シミッチの方が上手いじゃないかと言われたら言い返せないが、トレーニングで確認できる千葉のパフォーマンスは、少なくともチームトップクラスだからだ。

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