赤鯱新報

【名古屋vs鹿屋体育大学】レビュー:“大学生相手に完敗”という惨敗。名古屋は今季の底を打ったか。

■第99回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦
7月3日(水)名古屋 0-3 鹿屋体育大学(19:00KICK OFF/パロ瑞穂)
得点者:46’伊藤龍生(鹿屋)67′ 根本凌(鹿屋)81′ 藤本一輝(鹿屋)
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悪い時の“風間グランパス”ここに極まれり。若々しさと荒々しさの中に緻密な戦術を通貫させてきた鹿屋体育大学に、名古屋は真っ向から負けた。こうしたいわゆるジャイアントキリングによくある守り一辺倒からのカウンター一発、という試合展開ではなく、個人の闘争に始まりチームの各セクションの意思統一、そしてチームとしてのまとまりに至るまで全て、相手に上回られたといっても過言ではない。試合後、名古屋のゴール裏に挨拶に来た学生たちをサポーターは大歓声と拍手で激励した。その激励の裏にどんな感情が渦巻いていたか、激しいブーイングを聞くまでもなく、名古屋の選手たちは想像力を働かせなければいけない。

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