赤鯱新報

再起へのエッセンスを大いに含んだ猛暑の50分間。「良かった頃の守備ができていないからここまで押し込まれてしまう。積極的にトライしていきたい」(中谷進之介)【7/24練習レポート】

ほぼ定刻通りに練習を始めた風間八宏監督。簡潔に練習の目的や意図を説明し、選手たちの集中力を高める。

午前は公開、午後は非公開という変則的な二部練習の1日目は、短めながらも今後のやるべきことがきっちり詰まったものになった。昨日に引き続き強い日差しが降り注ぐ中でのトレーニングとなったが、午前のそれはもはや真夏の勢いで肌に突き刺さってくる。ピッチに向かう選手たちはみな嫌な顔をし、中谷進之介が「名古屋の夏が来たな…」と呟けば、千葉和彦は「こんなもんじゃないんでしょ?」と聞いてくる。個人もチームも自らにベクトルを向けるべき準備期間は、そうした環境との戦いも待っていることをうかがわせた。

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