赤鯱新報

【浦和vs名古屋】プレビュー:アプローチの角度を増やして見据えるトンネルの先。荒療治も血肉に変え、名古屋は再起の時を迎えるか。

■明治安田生命J1リーグ第21節
8月4日(日)浦和vs名古屋(19:00KICK OFF/埼玉)
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変化し続け、進化を止めないチームは今、これまでとは少し様相の異なる変貌を遂げようとしている。不調の際にはフォーメーションを変え、フィジカルコンディションの改善に現状打破の鍵を求める部分は平常運転。位置取りから目線を変えさせ、思考のスピードに身体を伴わせるのは名古屋にとってはもはや風邪薬のごとく当たり前の処方箋にすぎない。しかし充実の戦力をもって序盤戦の主役に躍り出た今季に訪れた9試合未勝利という緩やかな下降線を押し留めるには、やや毛色の違う対処法が必要だったようだ。ただし、それはネガティブなものでは決してない。むしろ今までにないほどの一体感を、チームにもたらそうとしているように見える。

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