【浦和vs名古屋】レビュー:詰めの甘さは攻守を問わず。名古屋は勝ち方を忘れたか。
■明治安田生命J1リーグ第21節
8月4日(日)浦和 2-2 名古屋(19:04KICK OFF/埼玉/37,238人)
得点者:2’和泉竜司(名古屋)25’前田直輝(名古屋)45+2’興梠慎三(浦和)90+3’関根貴大(浦和)
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負けたわけではないのに、負けに等しい悔しさとともにスタジアムを後にする。2戦連続で90分経過後に追いつかれ、10試合連続で勝点3を奪えなかったチームに対しては、サポーターもブーイングの形で悔しさを吐き出すことしかできなかった。両チームの選手たちは試合終了の笛を聞いた瞬間にほぼ全員がピッチに突っ伏したが。「逆転できなかった」と倒れ込んだ浦和と、「また追いつかれてしまった」とうなだれた名古屋ではその光景にも大きな違いが生まれてくる。もう一度言うが名古屋は負けていない。2点をリードした後に追いつかれ、勝点1を分け合っただけだ。それだというのにここまで落胆した気分になってしまうのは、今の彼らの精一杯がこの結果と示されているような気がするからだ。名古屋はもう一度、勝ち方を思い出す必要がある。
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