赤鯱新報

【名古屋vs川崎F】プレビュー:ひたすらに挑む戦い。選手の守り抜く覚悟と、チームの変わらぬ攻めの姿勢を携えて。

■明治安田生命J1リーグ第22節
8月10日(土)名古屋vs川崎F(19:00KICK OFF/豊田ス)
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思えば敵地に乗り込んだ際は、名古屋は純粋なる挑戦者だった。序盤戦を席巻したその力を試すかのごとく王者にぶつけ、昨季はできなかった真っ向勝負から多くを得ることもできた。川崎の強さを受けるだけでなく、こちらからも仕掛ける戦いの中では先制点も奪い、追いつかれてもなお勝つチャンスを生み出した“あの頃の名古屋”は確かに強かったなと思案してしまう。今にして思えばシーズン序盤のフレッシュさを利した、やや無鉄砲な戦い方が功を奏していたのだと気づくが、だからと言ってあれが偶然の産物というわけでもない。名古屋はやればできる。しかしシーズンが進み、体力的にも、負傷者を含めた戦力的にも、できなくなったのだ。だから今回の戦いは前回のイメージを持って観るには、やや厳しいことを覚悟しておかなければいけない。

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