【サッカーパック人気1位】 「西村卓朗強化部長のGM就任で何が変わるのか」【コラム】

赤鯱新報

【赤鯱短信】深慮遠謀のストライカー。赤﨑秀平の眼はどこに向いているか。

ゴールを決めた次の試合が楽しみなのは、FWという“生き物”の面白いところだ。もちろん得点を決めた直後のプレーも同様なのだが、とにかくFWは点を取ると身が軽くなり、判断力が向上し、驚くようなシュートを難なく決めてしまう不思議な能力を持っている。昨夏のジョーが言うまでもなくそうで、だからこそ風間八宏監督も焦れずに彼の覚醒を待っているのだろう。1点取ればすべてが好転することを、知っているからだ。だから今の時点で我々が目を凝らした方がいいのが誰かははっきりしている。前節の松本戦でチームを敗戦の危機から救った男、赤﨑秀平その人である。

ルヴァンカップで3得点、そしてリーグで4得点を挙げている赤﨑は、公式戦7得点でジョーや前田直輝の6得点を上回るチームトップスコアラーである。計17試合での7得点はそれだけでも悪くない数字だが、出場時間が703分であることを思えば凄みは増す。実に100分に1得点、ほぼ1試合1点ペースで得点を重ねているのである。スタメンとして出続けることも難しいが、得点という最も難しい作業において評価が下されるストライカーという職業で、この数字はなかなかに驚異的だ。その手応えがあるのだろう、最近の赤﨑は非常に落ち着いている。一喜一憂せずに、とは恩師の口癖にもある言葉だが、彼にとっては一喜一憂する必要がないといった様子である。その冷静沈着な思考回路はゴールへの逆算にフル活用され、前節の貴重なゴールにもつながった。あの瞬間を改めて聞くと、緻密な下準備とその場の判断の双方があって初めて生まれたものだとよくわかる。

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