赤鯱新報

【名古屋vs川崎F】プレビュー:名古屋の“本気”はどんな形をとるか。具体的に、明確に、川崎を倒す90分間の後半が始まる。

■YBCルヴァンカップ 準々決勝 第2戦
9月4日(水)名古屋vs川崎F(19:00KICK OFF/パロ瑞穂)
———-

ある意味では、今までにない名古屋の姿を見ることになるのかもしれない。アウェイでの第1戦を0-2で落とし、相手に大きなアドバンテージを握られて臨むホームでの戦いは、とにかく慎重さと大胆さの両方が相当量に必要とされる難しい戦いになる。現状でマストの条件は3点差以上の勝利。つまり川崎の攻撃を無失点に抑えた上で最低3得点を要するという難易度の高さだ。そこにわずか中3日のスパンで戦う難しさも加わり、相手どうこうではない名古屋といえども“対川崎”という意識をどうしても強く持って挑むことになる。「何をすべきか、どういうところを修正しなければいけないかは今日の練習でわかった」とシミッチは金曜日の練習後に語った。明確に、具体的に、川崎を倒すための90分間をデザインする試合は、やはりこれまでの戦いとはやや毛色の異なるものとなるだろう。

要点はディフェンスにある。

(残り 2450文字/全文: 2887文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ