赤鯱新報

【赤鯱短信】今こそ湧き上がる若手の貪欲さ。チャンスはどんなピッチにも転がっている。

この傾向は、ことによってはチャンスになるのではないか。フィッカデンティ監督により新たなスタイルが持ち込まれた名古屋において、そう思える選手は決して少なくない。紅白戦で生き生きとプレーする杉森考起や伊藤洋輝、山田康太らを筆頭に、その感覚は特に若手を見た時に強くなる。シーズン途中かどうかは別として、監督が代われば選手の評価は一度フラットにされることも多く、また求める資質が変われば主力の基準も変わってくる。彼らが目の色を変えるのはある意味自然で、それは次なる競争を生むという意味でもチームにとって悪くない傾向と言える。では、この二人の若手はどうだろうか。それぞれの理由で難しい立場に置かれていた、特徴的なアタッカーたちにしてみても、現状はそれほど悪くないと思う。

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