【名古屋vs大分】レビュー:進歩と意地を見せた土壇場のドロー劇。しかしチームはいよいよ残留争いの本流へ。
■明治安田生命J1リーグ第28節
10月5日(土)名古屋 1-1 大分(14:03KICK OFF/パロ瑞穂/17,648人)
得点者:52’三平和司(大分)90+1’赤﨑秀平(名古屋)
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進歩は見えたが勝利には不足していた。それでも何とか勝点ゼロだけは避けた。すべてをポジティブにとらえるならば、それは名古屋の底力であり残留への意地の発露だったと表現できる。指揮官が全力を挙げて取り組んでいる彼らの基本的な戦い方は確かに整備が進んでいた。実際、大分は特徴は出せていても持ち味が出ていたとは言い難い。だからと言って名古屋が優勢に試合を遂行できていたかと言えば、イエスとは言えないところが多分にある。18本のシュートを放ち、後半のアディショナルタイムになってようやく最初で最後の得点が生まれる状況では、答えはやはりノーだ。悲観はいらない。しかし楽観ができるはずもない。
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