赤鯱新報

【2019シーズン全選手レビュー】武田洋平:トリッキーな守護神という超個性。職人技でチームを支え続けた実力者。

16 GK 武田洋平
リーグ戦3試合173分出場
カップ戦8試合720分出場
天皇杯1試合90分出場

仕事人ここにありを見せつけたシーズンだった。背番号1を受け継いだランゲラックのパフォーマンスは昨季にも増してハイレベルで、GKのポジションはほぼ彼の指定席ではあったが、それだけに“有事の際”の備えは重要課題としてチームに突きつけられる。今季はランゲラックがオーストラリア代表活動で沖縄キャンプからの合流だったこともあり、プレシーズントレーニングの大部分を武田洋平と渋谷飛翔が担うことにもなった。とりわけ、武田はランゲラック不在を感じさせないプレーレベルが求められもしたわけだが、背番号16を背負って4年目の実力派ゴールキーパーは、その特異な能力もチームに加味しつつ見事に務め上げている。

もはや武田と言えば超攻撃的GKという側面をなしには語れなくなってきた感がある。

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