【2019シーズン全選手レビュー】渡邉柊斗:再起を目指して耐えに耐えた1年間。プレーに咲く“華”は来季へのお楽しみに。
30 MF 渡邉柊斗
リーグ戦0試合出場
カップ戦0試合出場
人生で一度しかないプロ1年目は、もう一度サッカーができるようになるための作業に費やされた。結果から言えば全体練習に復帰できたのは11月10日のこと。昨年秋には一度だけ“強硬復帰”したことがあったが、それも東海学園大の安原成泰監督の「一度やってみないと本人も納得しない」という温情によるものだった。昨年1月のタイキャンプで負傷し、治療とリハビリを繰り返すことになった大学最終学年に悔いを残さぬため、無理を承知でピッチに立った代償とまでは言わない。しかし結果として渡邉柊斗は名古屋の選手としての最初のシーズンを、ありきたりな言葉で言えば棒に振った。もっとも、本人からすれば“棒に振った”などという無駄な時間は過ごしてきたつもりはない。「今までケガをしない選手だったので、本当に勉強になっています」。永遠のサッカー少年は、その瞳の輝きを少しも失っていない。
(残り 1757文字/全文: 2158文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ