【年末年始特別企画】楢崎正剛クラブスペシャルフェローのゆく鯱くる鯱:その2「選手のみんながチームの顔なんだから」
2019年もあとわずか。いよいよ東京オリンピックイヤーの2020年が明けようとしています。
しかし名古屋サポーターにとっては2019年は楢崎正剛が選手から“クラブスペシャルフェロー”に転身した忘れがたい年であり、「それで、クラブスペシャルフェローって何をしていたの?」という素朴な疑問をお持ちの方も中にはいるのではないでしょうか。
そこで今回は年末年始をまたぐ特別企画として、セカンドキャリアを踏み出した楢崎CSFに1年を振り返っていただき、次の年への意気込みなどを語っていただこうと目論んだ次第。果たして目論見通りの内容になったかどうかは読んでのお楽しみということで、特別インタビュー、スタートです!
Q:こうして指導者目線に切り替わって、自分がもともと考えていたものとの誤差はいかがでしたか。
「誤差はね、そんなになかった。日本のGK指導の在り方も別に間違っていると思っていなかったし、今まで指導を受けた海外のコーチにしても、今年はドイツから来てくれたコーチのセミナーがあったり※、それとは別で違う国の指導者の話を聞いたりする機会もあったけど、どの話を聞いても、やっていることを見ても、基本はやっぱり変わらない。やり方や考え方が国やチームによって違うなとか、もちろんそういう多少の違いはあるんだけど、基本は変わらないし、ましてや日本が遅れているとも思わない。では何で? ということにはなってくるんだけどね。体格なのか、メンタルなのか、環境なのか。それはまだわからないけど、教える人もしっかり勉強して指導されていると思う」
※6月に行われた『ドイツ人コーチ招聘GKコーチングセミナー』のこと。
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