赤鯱新報

「一つひとつのボールを争う気持ち、絶対に相手を上回るという気持ちをまず大切なものの一番として挙げていきたい」【2020新体制発表会 マッシモ フィッカデンティ監督コメント】

○マッシモ フィッカデンティ監督
Q:昨季のことを少し振り返っていただけますか。
「どんなチームでも残り8試合で監督が代わるということは、すごくやりやすい状況ではないと思います。そのタイミングということはイコール、難しい状況を乗り越えなければいけないことは明確でした。時間が経っているので、去年のことについても皆さんとより冷静に振り返ることができると思いますが、もちろん我々も、あの短い時間でも良い結果を皆さんにお届けしたいとは思っていましたが、まずは残留しなかればいけないということをクリアできたのはよかったことかなと。改めて振り返ってみても、シーズンの頭にすごく大きな目標を掲げてスタートしたチームが、あのように現実を見なければいけないと切り替えた時に、本当に全力を注ぐという作業が難しかったです。自分が就任した時にもまだ、チームは危ない状況で残留争いをしているんだということをしっかり実感して毎日を過ごしていたかといえばそうではなかったと感じました。ですからまずはその方向を向かせること、そこで一つになって作業をするということに苦しみましたね。ただ達成はできたので、まずはよかったなというところです」

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