赤鯱新報

体力面に特化した午前と、攻撃面でのコンセプトが示され、また一つベースに厚みを増した午後。「どこでもそんなに変わらないし、監督のやってほしいことが徐々にわかってきたなという感じ」(阿部浩之)【1/18練習レポート】

今日も今日とて頭と身体、そしてチームを鍛える作業は精力的に継続された。始動からちょうど7日目のトレーニングはこれまでで一番強度は高かったかもしれない。選手たちの肉体的な疲労はかなりのもので、午前も午後も、最初のジョグの走り始めで「脚(の状態)、やばい」と本音が出るほど。稲垣祥は「この時期なら普通」と涼しげだったが、帰り際の選手たちはみなこちらを一瞥すると苦笑しかしないほど疲れていた。

今日は周回数は減らされていたが、セットはひとつ増えていた。短く濃い走り込みのメニューは、選手たちの身体を確実に鍛え上げている。

だが、だからといってチーム状態が悪いかと言えばもちろん逆である。

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