赤鯱新報

残念な報せと、それを乗り越え前に進むチームの活気と。「走る体力とゲームの体力は違ので、ゲームでいかに自分を追い込んで走れるか、というのも求めていきたい」(米本拓司)【1/19練習レポート】

まずは残念なニュースが二つ。長谷川アーリアジャスールが右脛骨骨幹部骨折で全治約6ヵ月の離脱を余儀なくされた。練習中の接触によるもので、その瞬間、「パキン」という乾いた音が響いたので骨だけは…と願っていたが、結果は最悪のものとなってしまった。チームの年長者として素晴らしいリーダーシップを見せ、3年目の意欲も湧き上がっていた矢先の出来事は不運としか言いようがないが、まずはしっかり傷を癒して再び元気な姿を見せてほしいと思う。そして練習後に発表された金井貢史の清水への移籍も残念だった。ちょうど昨日、様子をうかがってみたところ、「人生にはいろいろなことがあるんですよ」とだけ呟いていたのだが、その時に感じた予感のようなものが、まさか翌日になって現実になるとは思ってもみなかった。ヤンチャなところも多いが、サッカーが好きで好きで仕方ない男である。オレンジのユニフォームを着ての再会は楽しみだが、「対戦では絶対点取るから」という宣言には恐ろしさを感じたので要注意である。

(残り 1750文字/全文: 2181文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3 4 5
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ