赤鯱新報

晴れのち強風、虹、のち雨。怒涛の沖縄キャンプ開幕に、チームは上々の再始動を見せた。「もっと攻守一体というか、チームとしてやれることがたくさんあると思う」(米本拓司)【1/31沖縄キャンプレポート】

虹はどんどん大きくなっていき、きれいに端から端までかかった。

フィッカデンティ監督の感想は言い得て妙だった。中谷進之介が「体力がついているって気持ちがなきゃ、あのトレーニングはしんどすぎたでしょ!」と笑ったタイでのハードワークを経て、沖縄での二次キャンプに入ったチームはある種の充実感をもって次なるステップに取り掛かっている、それを象徴するかのような巨大で美しい虹は、指揮官曰く「虹とはおそらく、一度天気が悪くなってから出るものだと思う。そういった意味では良い方向にむかうという合図かな」。日差しが温かいと思ったら、強風で肌寒くなり、虹を生んだ雨もやってきた。初日から何とも波乱含みだったトレーニングは、それでも良いテンションとインテンシティをしっかりと、表現していた。

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