赤鯱新報

【仙台vs名古屋】レビュー:最大限の結果だけがついてこなかった内容ある今季開幕戦。見せた可能性は潜在能力として、次の期待を抱かせる。

■明治安田生命J1リーグ 第1節
2月22日(土)仙台 1-1 名古屋(14:03KICK OFF/ユアスタ/13,968人)
得点者:18’シマオマテ(仙台)34’阿部浩之(名古屋)
———–
「勝てなければ意味がないので」。間違いなくこの日のMVPと言えた阿部浩之は戒めるように言った。「良い時間帯で得点をとれていないのが課題」と稲垣祥も試合を振り返る。だが、その表情には悔しさといっても、勝ち試合だったという感触からくる感情が見て取れた。満足はしないが納得はできる、自分たちの意図する試合が一定以上のレベルで遂行できた手応えはあったのだろう。先制点を奪われたが、前半のうちに追いつき後半はほぼ支配した。シュート数にして10本の差をつけたアウェイゲームに、内容はしっかり伴っていたと言えるだろう。

(残り 3446文字/全文: 3795文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ