赤鯱新報

モチベーション維持は難しくとも、粛々と進められていた強固なベース作り。「試合を連続ですることが一番手っ取り早いけど、練習も必要。この時間を大事にできたら」(阿部浩之)【3/3練習レポート】

暖かな午後。千葉和彦は不要になった手袋をスタッフに投げて渡していた。上着いらずの天気だった。

何だか余計に久々感のある練習取材だったが、チームは何も変わらず、やるべきことをやっていた。土曜日に練習試合を行ない、2日間のオフを経て練習を再開した選手たちは、恒例とも言うべき走り込みと、ミニゲームで約1時間半のトレーニングを終えた。報道陣は週に1回ほどの割合となった取材機会が、選手たちは再開のめどという部分で違いを感じつつも、名古屋の面々はしっかりと週明けのトレーニングを十全に行なっていた。

ほぼ予定通りに全体練習に合流したのは石田凌太郎。ようやく新人が揃い踏みとなった。

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