赤鯱新報

高まる練習の質と、チームの理解力。実戦だけがない日々が、もったいないほどのプレーの数々。「再開した時にサポーターの皆さんが喜べるような結果を出すために、僕たちは毎日調整していくだけ」(千葉和彦)【3/16練習レポート】

陽射しはあるが風が冷たい一日だった。しかし選手たちは清々しい表情で最初のジョグをこなしていく。

練習試合もなく、3連休を過ごした週末を終えた選手たちに課されたのは、オフ明けの身体には厳しいトレーニングだった。流れはいつも通り。しかし強度は高い。もっとも、フィッカデンティ監督も想定した以上のインテンシティが出たのかもしれなかった。試合に飢える選手たちは必死で自らを奮い立たせ、集中力を高め、試合を戦うコンディションを整えるべく努力をしている。「試合がこのまま延期し続けると、物足りなさは増していく」。相馬勇紀の言葉は全員の総意だろう。それだけに、名古屋の練習の充実は見ていて頼もしくもあった。

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