【赤鯱探訪】杉本恵太編③「この仕事は大変だけど、楽しくて仕方ない」

2020年04月27日 12時00分　
カテゴリ： コラム • インタビュー • 赤鯱探訪
タグ : photo • 杉本恵太 • 赤鯱探訪

Hikari FC代表兼アンバサダー、春日井クラブGM兼選手　杉本恵太(2005～2010　名古屋グランパス在籍)

いやはや、息の長い選手になったものである。2005年に名古屋グランパスに加入し、Jリーグでも屈指の俊足FWとして多くのインパクトを残した。2010年、悲願のリーグ優勝を決めた玉田圭司のゴールをアシストした、その年に出場機会を激減させていた背番号19の右足クロスはその最たるものか。2009年のACLで惨敗のゲームに一矢を報いたオーバーヘッドキックもインパクトとしては強い。名古屋を出た後はJ2の徳島やJFL、タイでもプレーし、昨年まではマルヤス岡崎でも活躍した。そして2020年、彼は一人4役という激務へと自らを駆り立てている。春日井をその活動拠点とし、新たな一歩を踏み出した韋駄天は、「楽しくて仕方ない」と変わらぬ笑顔を見せてくれた。

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「この仕事は大変だけど、楽しくて仕方ない」

Q:「ワールドフットボーラー養成プロジェクト(WFP)」については、ご自身も具体的な指導をしていく予定ですか。
「全然やりますよ。今後は長谷川太郎さんも氏原さんもいない時があるので、僕がメインになってやっていくことが増えます。二人とも毎回は来られないとも思っています。だから練習メニューは話し合いを重ねながら決めて、その中でいかに狙っている現象を出させるか、という指導をやっていくつもりです。太郎さんとの言い回しを合わせたりはこれからやっていきますし、なかなか言葉にするのは難しいなと感じています。ただできないことではないし、選手としての感覚を大事にしていくつもりです。これは氏原さんにも言われていることで、指導者になると選手としての感覚が薄れていくので、それは意識して持っておく方がいいと。そういった話を『ワールドフットボーラー養成プロジェクト』のみんなでしていくところです」

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