【赤鯱回想】3.2010年5月10日 ワールドカップ日本代表発表後記者会見より
自宅待機、外出規制で大掃除や部屋の整理を進めている方も多いと思うが、そこで見つかるのは思わぬ思い出、お宝ではないだろうか。筆者も久々に昔の取材ノートを眺める機会が増えているが、意外にこまめにメモ取ってるな…と変な気分になること多数である。名古屋グランパスのあの頃、多くの選手や監督たちが発していた言葉は今も強く記憶していることもあれば、「こんなこと言ってたんだ…」と思うことも多い。この企画は、そうした体験のおすそ分けである。
まだまだ続く休止期間。グランパスも“当面の間”とひとまずは無期限で事の次第を見守る態勢に入った。いわゆるおうち時間のちょっとした読みものの一つとして、楽しんでいただければと思う。
3.2010年5月10日 ワールドカップ日本代表発表後記者会見より
意地悪な言い方になってしまうが、昔は名古屋から毎回のワールドカップ戦士が輩出されていた。2002年から4大会連続出場の楢崎正剛を筆頭に、06年、10年と2大会出場の玉田圭司、そして98年の平野孝や10年の田中マルクス闘莉王など、日本代表メンバーには常に「所属:名古屋グランパス」という選手がいたものだ。もちろん、川島永嗣や本田圭佑、吉田麻也ら名古屋でプレーした選手たちはこの間も代表の主力でプレーしてきたが、グランパスからワールドカップに出場する選手が途絶えてしまったのはちょっと寂しくもある。
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