【トピックス】 ガンダムエクシア名古屋グランパスVer.を作ってみました。
今年1月に発表された「ガンプラ」とJリーグのコラボレーションには密かに心躍らせていた。自分も子どもの頃、何度もガンダムのプラモデルで遊んだものである。最近はとんとご無沙汰していたが、この自宅待機が続く中でちょっとした気分転換を兼ねて久々に組んでみようと思った次第。名古屋グランパスは「ガンダム00」の主人公機、ガンダムエクシアとのコラボレーションということで、結構好きな機体だったことも背中を押された。ほんとはバルバトスの方が好きだったりするけど、エクシアも良い機体である。「オレがガンダムだ!」と言い放った刹那のように、「オレがグランパスだ!」と一直線に突き進めるバンディエラの登場が待ち遠しい。
ちなみに4種類のガンダムが今回はそれぞれのクラブバージョンとして販売されているが、基本は各クラブの担当者がガンダムを選んだとのこと。名古屋のグッズ担当者は社内のガンダム通に相談して決めたとのことで、決定に至る流れは以下の通り。熱意溢れるコメントなのでそのまま掲載します(担当者2名分のコメントまとめ)。
「提案された8種類の機体の中で、造形がシンプルでカッコいい!というのが第一印象でした。また、エクシアを操縦する主人公、刹那・F・セイエイの真っ直ぐで、ひたむきで、己の信念を貫き通す、そんな戦い方・生き方もサッカーの戦い方にリンクするものがあるのでは……と感じ、それならきっとグランパスとガンダムのどちらも好きな皆さんの心にも刺さるはず!と考えました。
また決定する際には、2018年にNHKで開催された「全ガンダム大投票40th」の結果も参考にしました。作品ランキングでダブルオーは4位、モビルスーツランキングでエクシアは22位、キャラクター投票で刹那・F・セイエイは6位と、バランス良く人気が高かったのも決め手となりました」
いやはや素晴らしい限りである。さて、今回はタイトルそのままにガンダムエクシアの名古屋グランパスVer.を作ってみた、それだけのコラムである。別に大した技術も持っていないので、今回は素組みです。使った道具は100円ショップで買ってきたニッパーとホビー用のヤスリのみ。ヤスリはバリの処理に良いとインターネットで知ったので今回、初めて使ってみた。使いこなせたかどうかはわかりませんが。ほぼプラモ素人のスポーツライターが作るガンプラの行方を、息苦しい日々の箸休め的に見ていただければ幸いである。
- というわけでグランパスのWEBショップで買いました(ここ大切)、ガンダムエクシア名古屋グランパスVer.です。赤、黄、オレンジのチームカラーを全面的に配色した攻めのデザイン。
- 使った道具は100円ショップのニッパーとヤスリ。ヤスリはけっこう役立ちました。
- パッケージを開けるとランナーが5種類。いろプラという多色成型のキットはパーツがやや細かくなるところがある一方で、塗装なしでかなりの完成度を期待できる優れもの。ガンプラはいろいろな規格があるが、このコラボモデルは「HG」という最もポピュラーなものだった。
- 組み立て説明書にあったガンダムエクシアの説明。7本のソードを持つ近接戦闘特化型のマシンである。
- ステッカーにはコラボ用の追加分が用意されていた。設計図通りだと全てを使わないので、お好みで貼って楽しむこともできる。
- 久々に見る説明書の細かさにちょっと尻込みもしたが、めげずに取り掛かることにした。メンタル大事。
- 作業工程は約14工程。まずは胴体の組み立てから始まる。パーツが思ったより小さくて自分を鼓舞すること数度。
- 多色成型の強みがこの鮮やかな配色。しかも可動域も多く、広く、クリアパーツ(中央)の下にはシルバーのシールを忍ばせて発色を良くする工夫まで。進化してるなあ…。
- 前の写真の状態からさらにパーツを足して胴体が完成。小さいがけっこうしっかりした作りである。
- 続いて頭部も組み立て。これ、8つのパーツでできてます。立体感がディテールへのこだわりが半端ない。
- エクシアの最も大きなメイン武装、GNソードも素晴らしい仕上がり。これはソード部分を折りたたみ、向かって右側がライフルになっている状態。
- そしてソードを展開した状態。かっこいい。
- シールドの組み立て。今回のヤスリの使い道は、この上と左上の余計な部分を…
- 削って真っ平にする。一つひとつのパーツにやっていたので、ここで地味に時間を費やした。
- 武装をどんどん組み立てていく。もう少し赤多めでも良かったかな、とか思ったり。
- 今度は腕の組み立てに入る。肩から上腕、前腕、拳と別々に組み立てることで、いろいろな可動域を実現する。
- 黄色いパーツは柔らかい樹脂製で設定に近い質感と見た目を演出。