【赤鯱回想】7.2017年取材メモより
自宅待機、外出規制で大掃除や部屋の整理を進めている方も多いと思うが、そこで見つかるのは思わぬ思い出、お宝ではないだろうか。筆者も久々に昔の取材ノートを眺める機会が増えているが、意外にこまめにメモ取ってるな…と変な気分になること多数である。名古屋グランパスのあの頃、多くの選手や監督たちが発していた言葉は今も強く記憶していることもあれば、「こんなこと言ってたんだ…」と思うことも多い。この企画は、そうした体験のおすそ分けである。
まだまだ続く休止期間。グランパスも“当面の間”とひとまずは無期限で事の次第を見守る態勢に入った。いわゆるおうち時間のちょっとした読みものの一つとして、楽しんでいただければと思う。
7.2017年取材メモより
この期間に部屋のあちこちをメンテナンスする中で、懐かしいものが出てきたので改めてよく見えるところに飾ってみた。パネルには3人の若手の笑顔。日付は「2017.6.25」とある。ちなみに田口泰士からもらった。そして同時に、近くて遠い記憶だな、としみじみしてしまった。たったの3年前、2017年の激闘はもちろん強く印象に残っているが、もっと昔のように思えてならない。正確に言うと、そんな最近のことだったっけ、という感覚がある。忘れようもない1年間だが、記憶の輪郭はなぜかふわふわしている。今回は自分の復習のためにも、今一度J2を戦った名古屋グランパスのことを振り返ってみたいと思う。
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