【いざJ1再開へ、リスタートダッシュへの道を探るグランパス復習帳】その2:“強度のサッカー”はどうなるか
いろいろあったJリーグの中断期間も残り3週間。活動休止、自粛期間はどちらかと言えば過去を振り返ることばかりをしてきたが、7月4日の“再開幕”が迫ってきたいま、やるべきことは一つ、現在を見据えることである。とはいえこの情勢、チーム練習を公開することもなかなかに難しいのでチーム状況をお伝えするのも難しいのが現状だ。
そこで、“復習”である。キャンプが行われたのが4ヵ月前、Jリーグが中断してから3ヵ月が経過した今、名古屋グランパスというチームが今季、何を積み上げ、何を為そうとしているのかは正直、自分の中でも薄まってきていたりもする。リーグ再開後のグランパスのチェックポイント、見るべき部分をプレシーズンの歩みとともにいま一度認識してみよう、というのが本企画の趣旨だ。名付けて『グランパス復習帳』。マッシモ名古屋の見方を、もう一度リマインドしたいと思う。
復習帳その2:“強度のサッカー”はどうなるか
活動休止後、継続した全体練習ができる期間は他のクラブに比べ、少なくとも2週間は少なくなってしまった。その短さを嘆くことはフィッカデンティ監督の言葉を借りずとも無意味なことだ。「この期間で最高の準備をして最高のゲームをできるようにと、一人ひとりができるだけの努力を全部そこに注ぎ込む」とは潔さと決意に満ちた言葉で、短期集中のブースト感が思わぬ好影響を及ぼしそうな気さえしてくる。
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