赤鯱新報

【いざJ1再開へ、リスタートダッシュへの道を探るグランパス復習帳】その5:サイドバック戦線、どうなるか

いろいろあったJリーグの中断期間も残り3週間。活動休止、自粛期間はどちらかと言えば過去を振り返ることばかりをしてきたが、7月4日の“再開幕”が迫ってきたいま、やるべきことは一つ、現在を見据えることである。とはいえこの情勢、チーム練習を公開することもなかなかに難しいのでチーム状況をお伝えするのも難しいのが現状だ。

そこで、“復習”である。キャンプが行われたのが4ヵ月前、Jリーグが中断してから3ヵ月が経過した今、名古屋グランパスというチームが今季、何を積み上げ、何を為そうとしているのかは正直、自分の中でも薄まってきていたりもする。リーグ再開後のグランパスのチェックポイント、見るべき部分をプレシーズンの歩みとともにいま一度認識してみよう、というのが本企画の趣旨だ。名付けて『グランパス復習帳』。マッシモ名古屋の見方を、もう一度リマインドしたいと思う。

復習帳その5:サイドバック戦線、どうなるか

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前線の“3-1”と同じか、それ以上の悩みどころが両サイドバックのポジション争いである。レギュラークラスが少なくとも3名、伸び盛りの若手がもう3名とひしめく超激戦区は、一時の緊急事態を休止期間に乗り越え、選択肢の多さが指揮官には嬉しい誤算となっているに違いない。

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