赤鯱新報

【いざJ1再開へ、リスタートダッシュへの道を探るグランパス復習帳】その7:練習試合で発見した若手の成長

いろいろあったJリーグの中断期間も残り3週間。活動休止、自粛期間はどちらかと言えば過去を振り返ることばかりをしてきたが、7月4日の“再開幕”が迫ってきたいま、やるべきことは一つ、現在を見据えることである。とはいえこの情勢、チーム練習を公開することもなかなかに難しいのでチーム状況をお伝えするのも難しいのが現状だ。

そこで、“復習”である。キャンプが行われたのが4ヵ月前、Jリーグが中断してから3ヵ月が経過した今、名古屋グランパスというチームが今季、何を積み上げ、何を為そうとしているのかは正直、自分の中でも薄まってきていたりもする。リーグ再開後のグランパスのチェックポイント、見るべき部分をプレシーズンの歩みとともにいま一度認識してみよう、というのが本企画の趣旨だ。名付けて『グランパス復習帳』。マッシモ名古屋の見方を、もう一度リマインドしたいと思う。

復習帳その7:練習試合で発見した若手の成長

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今回は前週に行われた岐阜との練習試合で見えた、若手たちの成長度について考えたい。27日の土曜日にも練習試合は行われていたが、残念ながら今回は完全非公開だった。もっとも、J2とJ3が再開し、練習試合は基本的にJリーグのチーム同士のみという制約がある中では、つまりJ1のチームとのゲームになっていたと考えられるわけで、再開1週間前というタイミング以上に両チームともに見られたくないという意向を持っても合点はいく。どんな試合になったのかはまったくもって想像するしかないが、岐阜で可能性を見せてくれた若手たちが良いアピールをしていたらいいなと期待して筆を進めていこうと思う。

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