【サッカー人気3位】もしあなたのクラブの選手が「政治的発言…

赤鯱新報

【名古屋vs浦和】プレビュー:難易度が上がっていく夏の連戦。浦和を迎える戦いの中で、名古屋の地力はまた試される。

■明治安田生命J1リーグ第9節
8月8日(土)名古屋vs浦和(18:00KICK OFF/豊田ス)
———–
前節で喫した今季初の敗戦の記憶も、水曜日の快勝ですっかり吹き飛んだ。慌てず動じず、状況判断を違えず戦い抜くのは名古屋の新たな強みとなってきたわけだが、それは試合と試合の間のインターバル、勝敗を問わずして次への準備を高めていく作業にも共通した心構えのようだ。選手の半数を入れ替えながら快勝を収めた清水戦を振り返る時、フィッカデンティ監督は「すぐ土曜日に生きるわけではない。今後に生きるものだった」と淡々とした口調で語った。その都度の評価や満足度はあれど、マネジメントとして見るのは中期的なシーズンにおけるチーム作りということか。その大局観とでもいうものは、90分間の勝負勘としてもチームに息づき始めている。

浦和との今節を想定する中でも、そうした観点は欠かさない。きめ細かなスカウティングを監督自らも行なう中で、ただしそれが相手の良さを消すだけを目的とはしない。相手を消すのはあくまで自分たちを活かすため。さらには相手の良さ、強み、やり方を理解することで自分たちをどのように消しに来るかを考える。「それに抑え込まれず、我々がやりたいサッカーを続けられるような準備をしていく」。対処療法がほとんどだった昨季とは比べものにならないほど、イタリア人指揮官の思考回路は高速演算を繰り返している。想定内の事態には明確な対応を用意しておき、想定外の事態にはがっちりと踏み固めた土台の部分で受け止める。想定外すら想定内に取り込んでいくような周到な戦略が、名古屋の安定した戦いを実現しているのである。

(残り 2073文字/全文: 2771文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック
1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック