「馬鹿げたミスを失くして堅い試合を、自分たちの良さをしっかりと出せる試合に持っていく準備をしています」マッシモ フィッカデンティ監督試合前記者会見の様子
○マッシモ フィッカデンティ監督
Q:1週間の準備期間が取れた今週は、良いメンテナンスの時間にもなりましたか。
「まずはこの1週間がどうだったかということの前に、前のゲームがどうだったかを考えなければいけません。もちろん結果がすべてなのでそのことを普段は話さなければいけませんが、この1週間のトレーニングをする上で前の試合がどうだったか、それを練習に結びつけるためにも、この前の試合のことを考えなければいけません。試合には負けましたが、全然走れていなかっただとか、プレーとして何もチャンスが作れなかったのかだとか、相手のゴール前にどれぐらいいることができたのか。どういうボールをそこに入れることができたのかということを確認して、どれほど言っても結果に対しては仕方のないことですが、データとして残っている部分ではいつゴールが入ってもおかしくない時間帯も作れていました。ですから、そこまで我々としては悲観をしていない部分はあります。
しかし逆に言うと絶対にしてはいけないミス、これをやっていてはどんなチームと戦っても負けてしまうというミスもありました。そうしたことをもう一度確認して、最終的にどういうゴールが入ったかというところから、なぜそういうプレーが生まれてしまったかというところにまでさかのぼって修正をする、そういった作業から始めた1週間でした。コンディションなどについてはそんなに問題がある状況ではありませんし、阿部や前田もかなり良い状況までコンディションを戻せたと思っています。まだ完全に全員が動ける状況にはないですが、そういった見方をしても良い状態で、やるべきことをやれたという1週間にはなっています」
(残り 3037文字/全文: 3738文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ