赤鯱新報

【G大阪vs名古屋】プレビュー:より強く、より手堅く、隙なく勝つチームへと。前半戦の蓄積は彼らの勝因となっていく。

■明治安田生命J1リーグ第18節
9月23日(水)G大阪vs名古屋(19:00KICK OFF/パナスタ)
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以前にも補強について“決意表明”を行なったフィッカデンティ監督が、後半戦に向けた決意を示して臨む、リーグの17試合目である。曰く、「相手が素晴らしくなければ得点は入らないというシチュエーションをもっと作っていかなければいけない」。曰く、「名古屋と試合をすると息をする余裕すらないぐらい厳しい相手になる」。リアリストの側面も持つ指揮官はそれができると感じているからこそ宣言する。前半戦を振り返る時に比較すべき対象として挙げた昨季のチームは16戦で7勝5敗4分の勝点25で24得点、15失点。今季は9勝4敗3分の勝点30、26得点で16失点である。序盤の好調から失速してのこの数字だった1年前とは違い、今はやや足踏みしながらも連敗せずに勝点を稼ぐ図太い戦い方ができている。数字に大きな差はなくとも、「去年よりもっと良いシーズンを送れる」と感じられても確かに納得はいく。

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