赤鯱新報

【名古屋vs清水】レビュー:理想に近い“ほぼパーフェクトゲーム”。自信を持つべき自分たちの姿を再確認し、チームは次の勝利を目指す。

■明治安田生命J1リーグ第19節
9月26日(土)名古屋 3-1 清水(14:03KICK OFF/豊田ス/11,002人)
得点者:2’阿部浩之(名古屋)25’前田直輝(名古屋)74’丸山祐市(名古屋)88’カルリーニョスジュニオ(清水)
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誤解を恐れずに言えば3-1の快勝の割には地味な試合ではあった。悪口ではない。それこそが現在の名古屋らしい勝ち方の典型であり、それは言い換えれば完勝という部類に入るタイプの試合運びである。この日は最後に1失点を喫したために完勝とは言えなくなってしまったが、“ほぼ完勝”という言い方はしても問題はない。清水の目論見を阻み、試合を支配し、先制、追加、ダメ押しの3得点をバランスよく奪って流れを渡すこともなかった。最後の猛攻はさりとて真剣勝負の相手の意地である。戦いは終始、名古屋の手の内で、名古屋の思うようにと薦められていた。

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