赤鯱新報

「浦和の強みである個で打開できる強さに対し、我々はチーム力をしっかり発揮したいと思います」マッシモ フィッカデンティ監督試合前記者会見の様子


○マッシモ フィッカデンティ監督

Q:まずは前節についてお聞きしたいのですが、失点はしましたがそれ以外はしっかり守れていました。前節のDF陣についてはどのような評価なのでしょうか。

「まずどのようなゲームだったかと言っても結果は変わりませんし、相手を褒めるしかありません。しかし特に何かやられたというわけではなく、失点の場面についても人数は足りていたわけで、どういうことがあの瞬間にゴールの方向に対して起きるかということも予測はできたのかなと。読めるようなプレーだったと思います。ですから何もできなかったわけでもなく、そして相手を勝たせるようなシュートだったのかなとも思います。我々が負けなければいけないようなシュートをされたのかなと、十分にゴールネットを揺らす前に何かができたのではないかなと思います。ただそれに対して結果というところから逆算していくと、我々は勝つために何ができたのかと。チャンスも決定的なところは二つぐらいしか作れなかった。ただその二つはそこまで難しかったかなとも思います。我々がつくった二つの方が決めるには簡単だったのではないかと思います。どちらにせよ神戸は勝ちましたし、他の展開だったとしてもどちらもチャンスがなく、分析をした後で言うなら正直いって見応えのない試合だったかなと、そういう試合をしてしまったかなという感覚が残っています」

Q:浦和はホームで大勝した相手です。そういった相手は次は絶対に負けたくないと思うでしょうが、そうした相手のメンタルをどう考慮に入れて戦いますか。

(残り 4692文字/全文: 5340文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ