赤鯱新報

【横浜FMvs名古屋】プレビュー:前向きな敗戦という“変な話”を土台にして。たくましさを増した名古屋が王者の本拠で躍動する。

■明治安田生命J1リーグ第33節
10月21日(水)横浜FMvs名古屋(19:30KICK OFF/日産ス)
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落ち込むどころかさらに貪欲になって、名古屋は次なる激戦へとその身を投じる。負けず嫌いの指揮官が「変な話ですが」と前置きするのも珍しく、0-3の敗戦からはポジティブな要素がたっぷりと受け取れたと言うから心配する方が杞憂だったということか。ショックはなく、むしろ自分たちの強さを再確認するかのように自信に満ちて、彼らは今季の独走首位から昨季王者との熾烈な連戦に挑みかかる。「一枚岩になって勝利だけ目指してやれればいい」。米本拓司の確たる決意は、強者の自覚が着々と土台として固まってきたことを感じさせた。

指揮官の手応えと選手の尽きない探求心。今季の名古屋には常にこの好循環があり、今現在で言えば“加速期”に入った気さえする。

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